数々のアナログボードゲームを遊んできたしょ同盟がオススメする面白いアナログボードゲームを紹介します!
今回は特に大勢で遊ぶと面白いパーティーゲームに絞って5つを紹介させてもらうことにしました。
頭を使った本格的なボードゲームがやりたい!という方には人気ボードゲームの『ドミニオン』のレビューもしていますので、こちらもご覧ください。
カードで大喜利!?『私の世界の見方』
『私の世界の見方』は大人数でわいわい楽しむのにうってつけの大喜利ゲームです。
「私、そんなお笑いのセンスないんやけど。。」という人にも安心!カードを選ぶだけの超単純なルールになっています。
まず親プレイヤーを決めて「お題カード」を引きます。
親以外のプレイヤーはそのお題に合わせて自分の手札からカードを1枚伏せて出します。
誰がどのカードを出したかわからない状態で、親プレイヤーがそれぞれのプレイヤーが出したカードを読み上げていき、一番面白いと思った組み合わせのカードを選ぶだけ。選ばれたプレイヤーの勝利ポイントとなります。
プレイ人数によって変わりますが、先に必要な勝利ポイントを獲得。つまりより面白いカードを多く出したプレイヤーの勝利です。
親プレイヤーの笑いのツボに刺さるようなカードを選んで出すのも勝利のコツですね。
実際にやってみるとかなり盛り上がりますよ!
一通り面白い組み合わせが出尽くしたら、拡張版の『もっと私の世界の見方』でカードを増やすことも可能です。
究極のお絵描きゲーム!!『エセ芸術家ニューヨークへ行く』
アナログボードゲームではめずらしいお絵描きがテーマのゲームです。
ただお絵描きするだけじゃなく、推理要素もあるので、わいわい盛り上がりつつ推理しながらゲームを楽しむ事ができます。
まず出題者が出したお題に合わせて一人がひとつの紙に一筆ずつ絵を描いていきます。
お題は紙に書いてプレイヤーに配られるのですが、実はその中に白紙の紙が混ざっており、プレイヤーの一人は全くお題を知らずにゲームを進めていきます。
最終的に多数決をしてお題を知らずに書いているエセ芸術家を探し出し、見事当てられたらエセ芸術家以外のプレイヤーが勝利。
エセ芸術家を当てられなかったり、エセ芸術家にお題を当てられてしまったら、エセ芸術家の勝利となります。
アプリでできる『ワードウルフ』というゲームのお絵描き版ですね。
このゲームの面白いところは「エセ芸術家にお題を悟らせない絶妙なラインの絵を描く事」です。
あまりにもわかりやすい絵を書いてしまうとお題がバレてしまいますし、お題から遠すぎる絵を書いてしまうと「こいつがエセ芸術家やろ」と疑われてしまいます。
エセ芸術家以外のプレイヤーは全員お題がわかっていますので、絶妙なラインの絵を描いた後には「あー、なるほどね」だったり、逆にわかりやすすぎる絵を描いてしまったら「それはバレるやろ!」というツッコミが入ってかなり盛り上がるゲームになっています。
単純に絵が苦手という人が入ると完成系の絵がとんでもないことになったりしてさらに面白いので、絵が苦手という人にも積極的にやって欲しいゲームになっています。
演技力が試される!?『はぁって言うゲーム』
ゲームのタイトルを伝えると大体の人は「はぁ?」って返してきますが、そういうタイトルのゲームです。笑
演技力だけでなく、推理力も試されるゲームなのですが、なんといってもお題がバカバカしい(褒めてる)。
与えられたお題を、声と表情だけで演じて正解を当ててもらうという内容のゲームです。
写真のように各カードにお題が書かれており、自分が引いたアルファベットのお題を演じていきます。
いかにオーバーな表現ができるかが勝負になるのですが、順番に演じていきますので「さっきの人と一緒やん!」というケースもあったり、「さっきの人の演技絶対これやと思ったんやけどもしかしたら違う?」という具合にだんだんとカオスな空間になっていきます。
順番に全てのプレイヤーが演じていき、最後に正解発表を行います。
正解だった場合は演じた方と正解した方の両方に得点が入るので、演技力だけではなく他の人の表現をうまく汲み取る洞察力も求められるゲームです。
めちゃくちゃ盛り上がる割に非常に安価で手に入るので、ぜひ一度お友達とやってみてはいかがでしょうか?
ちなみに「はぁって言うゲーム2」も存在し、さらにバカバカしい(褒めてる)お題が満載になっているので、大人数で盛り上がりたい時にはぜひオススメしたいゲームです!
暗号を伝えよ!『コードネームピクチャーズ』
『コードネーム』という人気ボードゲームの姉妹版です。
タイトルにピクチャーズと付いている通り、オリジナルの「コードネーム」のカードが絵になっているバージョンなのですが、個人的にはさらに面白くなっていると思います。
ゲームはチーム戦で行われ、はじめに赤と青のチームに分かれます。
チーム戦というのも大人数で盛り上がれる要素のひとつですね!
チームに分かれたら暗号を伝える役目の「スパイマスター」を一人選び、チームメイトにヒントを出して自分の陣営のカードを当ててもらいます。
カードは4×5の20枚が並べられており、スパイマスターだけが自分の陣営のカードがどれかわかるようになっています。
このなんとも言えない絵のカードたちから絶妙なヒントを出して自分の陣営のカードをチームメイトに伝えます。
ヒントは「四角いもの2枚」といった形で出すのですが、相手チームより早く自陣のカードを当てる必要があるので、なるべく多い枚数を当ててもらえるように工夫します。
見事自分のチームの出したヒントで全てのカードを当てれた時の達成感はたまりません!
逆に全く意図しない方向でヒントを受け取ってしまい、黒いゲームオーバーのカードを引いてしまうこともありますので、スパイマスターとチームメイトの意思疎通が重要なゲームです。
「そのヒントでよくわかったな!」というファインプレーや、「そのヒントでこれ!?嘘やろ??」というプレーもあり、かなり盛り上がるゲームになっています。
アクションボードゲーム『ICECOOL-アイスクール-』
日本人的に表現すると「おはじき」という感じのアクション系のボードゲームになります。
ボックスを広げてフィールドを作り、ペンギンたちを指で弾いて追いかけっこを楽しみます。
それだけ?と思う方は一度やってみるとその奥深さに魅了されるはず!
ペンギンたちはジャンプさせたり、カーブをかけたり多彩な動きで相手を翻弄する事ができます。
その辺りは動画で見るとさらにわかりやすいですね。
プレイヤーは生徒と風紀委員にわかれてペンギンたちを操作するのですが、生徒は風紀委員に捕まらないように移動しながら魚のトークンが刺さっているドアを潜ってポイントをゲットします。
風紀委員はただ生徒を追いかけるだけ。そう、狩りです。
見事生徒のペンギンに当てて捕まえられた時の爽快感と、当てられて捕まえられた側の絶望感は盛り上がること間違いなしですね!
ジャンプやカーブなどトリッキーな技をつかって「そんなんアリ!?」という場面や、逆にミスプレイであらぬ方向へペンギンが飛んで行ってしまうこともあります。
フィールドは1箱に収まるように作られているのですが、色んなバリエーションを楽しむ事ができます。
一度ハマると、色んな人を誘ってやりたくなるゲームです。
アイスクールには拡張版の『アイスクール2』も発売されており、2つを繋げると写真のように巨大なフィールドになり最大8人で遊ぶ事ができます!
色んなボードゲームで盛り上がろう!
今回は盛り上がりを重視したパーティーゲームを中心に紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
今回5選には選んでいませんがカードゲームの『ナンジャモンジャ』もかなり面白いです。
実際にしょ同盟でプレイした動画を交えてこちらの記事で紹介していますので、ぜひお読みください。
一口にアナログボードゲームといっても本当に色んな種類があります。
キャラクターもののボードゲームに興味がある方は、ファイナルファンタジーの『チョコボのパーティーアップ』やドラゴンクエストのボードゲーム『スライムレース』も紹介していますのでぜひ一度ご覧になってみてください。
ボードゲームカフェで楽しむのもよし、自分でひとつ買ってみてチャレンジするもよし。
少しでもアナログボードゲームの魅力が伝われば嬉しいです!
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