アニメ放課後サイコロ倶楽部にも登場した『ニムト』
ボードゲームを題材にしたアニメ『放課後さいころ倶楽部』の第4話にも登場したカードゲーム『ニムト』をしょ同盟のメンバーで遊んでみました。
ボードゲームは世界中のみんなを笑顔にする!
「ゲッサン」(小学館)にて好評連載中のボードゲームを題材にしたコミック、『放課後さいころ倶楽部』がアニメ化!
魅力的なボードゲームの世界に引き込まれた女子高生が、ゲームを通して仲間との友情を深め、成長していく青春ストーリー。
カードを一斉に出して数字の順番に並べるシンプルなルール
『ニムト』は手札から1枚ずつ出し、出された数字の順に並べるというかなりシンプルなルールです。
トランプでいう7並べに近い見た目ですが、勝利条件は全く別物です。
まず場に4枚のカードが山札からランダムに選ばれ置かれており、ターン毎にその場に出ているカードに近い数字の列に並べられていきます。
列の6枚目を出してしまったプレイヤーはその列のカードを全て引き取ることになります。
要するに列の6枚目にならないようにカードを出していくゲームということですね。
ちなみに出したカードが場のどのカードよりも小さい場合は好きな列を引き取ることになります。
牛のマークが多い方が負け!
引き取ったカードにはそれぞれ牛のマークが描かれており、手札が全てなくなった段階で引き取ったカードの牛の数 = 自分の失点となります。
何ゲームか繰り返して66点を超えたプレイヤーの負けです。
ニムトの面白いところは引き取ったカードの枚数 = 失点ではないところですね。
画像のように1枚で7点という凶悪なカードも存在します。
当然そんなカードが並んでいる列は誰も引き取りたくないので、いかに相手に高い点を取らせて、自分は低い点を取るかを競っていきます。
相手の心理を読んだ駆け引きが楽しい
アニメ『放課後さいころ倶楽部』の第4話でも生徒会副会長の渋沢蓮が「場に48があるから49を出したら絶対安全!」とカードを出したところ、翠ちゃんが48より小さいカードを出して先にその列を引き取ったため結局別の列の6枚目に並べるハメに。。という場面がありました。
ニムトはそういった相手との駆け引きが楽しいゲームですね!
特に後半になると手札に残っている数字も限られていますので、大きすぎる数字や小さすぎる数字を持ったままだと最後に大量にカードを引き取らされることになったりします。
手札のカードをどのタイミングで処理するかも大変重要です。
バリエーションルールでさらにハイレベルな対戦に
『ニムト』にはバリエーションルールというものがあり、しょ同盟では【戦略】というルールでやることが多いです。
通常のルールだと全104枚のうち「プレイヤーの数 × 初期手札10枚 + 最初に場に出す4枚」しか使いませんので、4人でプレイすると半分以上の数字は山札に埋まっている状態です。
どんなカードがまだ残っているかわからないので運要素が強くなっています。
『放課後さいころ倶楽部』のアニメでも渋沢蓮が「4列目が72だから、74を出してもまだ5列目だし大丈夫」というタイミングで美姫ちゃんに73を出されてドボン!という場面がありましたが、通常ルールでやっている場合はこの並びでカードが出る確率はかなり低いです。
バリエーションルールの【戦略】だと使うカードは上記の「プレイヤーの数 × 初期手札10枚 + 最初に場に出す4枚」を1から順番に使用するので、例えば4人プレイなら1から44までの数字がすべて使われることになります。
このルールだと「どの数字が使われたか、どの数字がまだ残っているか」がわかるので、先ほど紹介した美姫ちゃんのようにしっかり相手を嵌めることが可能です。
戦略次第でノーダメクリアも可能
『ニムト』は6枚目を出したプレイヤーがカードを引き取るので、手札の良さと出し方次第ではカードを1枚も引き取らない無失点勝利も可能です。
実際しょ同盟でプレイする時にも無失点で勝利する場面が時々あります。
手札に「1」があったりするとどこかで必ずカードを引き取らないといけないので、手札が配られた時の運にもよりますが、ぜひ相手の思考を完全に読みきったノーダメクリアを目指してください!
『ニムト』はカードゲームなので非常に安価でゲットすることができます。
アニメでも登場した人気アナログボードゲームをコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
ニムトのように大勢で盛り上がれるパーティーゲームを別の記事でいくつか紹介しています。
休みの日にみんなで集まってアナログボードゲームをしよう!という時のゲーム選びの参考にしてもらえれば嬉しいです。
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