アークナイツには様々な役割を持ったオペレーターが登場します。
大きな分類では「先鋒」「前衛」「狙撃」「重装」「医療」「補助」「術師」「特殊」と8クラスがありますが、それぞれのクラスの中でも役割はさらに細分化されています。
本記事では細分化された役割の解説とそれぞれの育成オススメオペレーターを紹介します。
実際に編成した動画やスキルの説明など、一部のオペレーターの性能を深掘りした記事は【アークナイツ】育成おすすめオペレーター紹介でまとめていますので、そちらも参照ください。
先鋒の解説
先鋒は作戦の初期段階で配置し、コスト回復やブロック数を提供する役割のクラスです。
その中から特徴的な3つのグループを紹介します。
先鋒:ブロック2型
ブロック数が2の先鋒オペレーターです。
コスト回復型などとも呼ばれ、序盤に敵を抑えつつスキルでコストを回復するタイプです。
ブロック2型の先鋒はさらに「火力型」と「防御型」に分かれますが、同じ作戦に火力型と防御型のどちらの先鋒も必要という状況は少ないので1つのグループにまとめました。
本記事執筆時点でこのグループに属する星6オペレーターはシージのみです。
火力と防御どちらも併せ持っているので、さすが星6といったところ。
シージ未所持のドクターに個人的にオススメするブロック2先鋒は星5テキサスです。
スキル2剣雨の範囲攻撃は使い勝手が良く、序盤から終盤まで強力です。
さらに詳しくはテキサスのスキル・背景設定をご覧ください。
ブロック2型先鋒で防御型なら星5ズィマーがいますので所持状況や好みで選んで貰えば良いかと思います。
個人的には序盤を安定して凌げるかは攻略の難易度に直結するので、星5以上の先鋒を所持している状態なら誰か一人は積極的に育成することをオススメします。(複数育成する必要はないです)
もし先鋒に低レアしかいない、もしくは低レアの縛りプレイをしたい場合は、コスト管理と同時に撤退タイミングに気を使いましょう。
倒される前に撤退でしっかりコストを回収しないと、先鋒を置く意味が薄くなってしまいます。
先鋒:撃破型
ブロック数が1で「敵を倒す度所持コスト+1」という特性をもった先鋒です。
ブロック2型先鋒よりコストが軽いことが多く、序盤で火力が必要なステージに連れていきましょう。
近日、実装予定の星6先鋒バグパイプまでこのグループの星6オペレーターはいません。
個人的なオススメ撃破型先鋒は星4ヴィグナです。
星4で育成コストが軽いことに加えて、思った以上に火力が出ます。
撃破型はブロック数が1なので、撃破型のみで序盤をしのぐのはかなりシビアになります。
ブロック2先鋒で敵を抑えつつ、撃破型先鋒で倒すという戦法がスタンダードでしょう。
先鋒:コスト回復の女神
先鋒オペレーターの中でも異質なのは星4のテンニンカです。
スキル使用中はブロック数が0になるということで、初見は使いにくく感じるかもしれませんが、コスト回復速度はピカイチです。
通常の先鋒ではコスト回復が間に合わない場面でとても活躍するので、所持しているドクターは育成するのをオススメします。
マップで火力参加しない隅っこに配置しても十分な仕事をしてくれます。
狙撃の解説
狙撃は低コストで火力を提供できるクラスです。
新規オペレーターの実装に伴い、尖った性能の狙撃も増えてきました。
狙撃:単体攻撃型
一番スタンダードなタイプの狙撃オペレーターのグループです。
星6エクシアのようにわかりやすい火力と敵の処理能力があります。
エクシア未所持の場合は星5アズリウス、星5プラチナが使いやすいと思います。
狙撃:範囲攻撃型
単体狙撃では処理できない物量で攻められた時に活躍するのが範囲攻撃型の狙撃オペレーターです。
単体攻撃型に比べてコストが重いですが、序盤で雑魚敵が大量にくるステージや後半のラッシュ時に単体狙撃より殲滅力が高いです。
星5メテオリーテももちろん優秀ですが、育成コストが軽い星4のシラユキもオススメです。
スキル2の術攻撃が思った以上に敵を削ってくれます。
狙撃:特殊型
上記の2グループに属さない狙撃を大別しています。
星6シュバルツのような高火力オペレーターもいれば、ファイアーウォッチのような広範囲狙撃もいます。
狙撃はロマンですので好きなオペレーターを育成して楽しみましょう。
前衛の解説
アークナイツにおいて一番役割の細分化が難しいと思われる職業が前衛です。
多種多様な特性があるのでひとまずわかりやすい3グループにまとめました。
前衛:全体攻撃型
群体攻撃型とも呼ばれるタイプでブロック中の全ての敵を攻撃する特性をもちます。
星6のブレイズがこのグループではトップクラスの性能ですが、単体攻撃だけでは処理できないくらいの物量で攻め込まれた時に特に活躍します。
ブレイズを持っていない場合、全体攻撃型でわかりやすい役割は星5スペクターが担ってくれます。
スキル2の不死身特性を使わなくても十分に活躍する場面が多いです。
前衛:術ダメージ型
通常攻撃が術ダメージのいわゆる「術前衛」です。
本記事執筆時点では星5アステシアと星4ムースしかいませんので、どちらか好みの方を育成しましょう。
通常時はブロック1ですが高防御力のエリートエネミーやボス戦で活躍します。
アステシアはスキル2でブロック2になるので1人で1レーンを抑えることもできます。
前衛:単体攻撃型
大きく単体攻撃でくくりましたが、先に紹介した「全体攻撃」と「通常攻撃が術攻撃」を省いたグループです。
このグループは本当に細分化が難しく「差し込み型」「自療型」「対空」など様々です。
それぞれ特徴がありグループ内で優先度をつけることができないので、とりあえず星6シルバーアッシュを育成しておけば間違いないです。
スキル3の真銀斬は全てを解決します。
個人的にオススメのもう一人は星5ラップランドです。
レアリティ詐欺とも言えるその性能についてはラップランドのスキル・背景設定という記事で解説しています。
術師の解説
術師は狙撃や物理前衛では削れないような高防御力の敵に対して有効な術ダメージを与える役割です。
術師:単体攻撃型
単体攻撃タイプの術師なら星6エイヤフィヤトラを育成しておけば間違いないです。
スキル3の殲滅力はシルバーアッシュの真銀斬と並び語られるほど全てを解決します。
エイヤがいない場合は星5アーミヤがオススメです。
スキル2もスキル3もデメリットがありますが、その分強力です。
術師:範囲攻撃型
範囲攻撃を行えるので強力ですが、その分コストが重いです。
攻撃範囲がかなり特殊ですが星6イフリータもこのグループに属します。
火力が高いので直線教に入信する場合はぜひ育成しましょう。
範囲術師の使い方に慣れていないという人は星3ラヴァで運用を試すのも良いと思います。
スキルで攻撃速度をアップできるので配置後すぐに高火力を提供できます。
重装の解説
重装はブロック数が多く防御力も高いクラスです。
重装:防御型
スタンダードな役割のグループです。
星6ホシグマのように火力も提供できるタイプもいますが、自分が落ちることがなくブロック数を提供するのが一番の目的なので防御力の高い星4クオーラもとても優秀です。
重装:治療型
回復盾とも呼ばれるグループです。
自身がタンクとしてのブロック数を提供しつつ、味方の回復も行えます。
防御型より生存能力は劣りますが、回復盾は一人二役というかなり重要な役割を担っており、特に星6サリアは人権と呼ばれるキャラが少ないアークナイツにおいて異質の性能を持っています。
星4のグムでも十分に活躍しますので、一人は必ず回復盾を育成しておくことをオススメします。
重装:特殊型
公開求人限定の星5ヴァルカンや術攻撃を行える星5リスカムや星4ジュナーといった特殊な運用ができる重装もいます。
特に星5リスカムは味方にSPを付与できるので、使い方をマスターできればかなり重宝します。
医療の解説
医療は味方の回復を専門とするクラスです。
火力を提供しないので戦術やステージによっては不要なケースもありますので、しっかりと特性を理解して必要なオペレーターだけ編成するのがオススメです。
医療:単体ヒーラー
回復量は大きいが一度に一人しか回復できないグループです。
デメリットのように書きましたが範囲ヒーラーでは間に合わない場合でも単体ヒーラーなら間に合うこともあるので、うまく使い分けましょう。
星5サイレンスはスキル2のドローンで自分の攻撃範囲外も治療できるので、かなり汎用性が高いです。
ドローンの方は範囲回復なので一人二役と言えなくもないです。
医療:範囲ヒーラー
群体医療とも呼ばれる複数の味方を同時に回復できるタイプのヒーラー(メディック)です。
純粋な範囲ヒーラーとしては星4のパフューマーを育てておけば間違いないですが、星5のフィリオプシスがいる場合は素質のSP回復速度上昇で火力に貢献できるので、ぜひ育成することをオススメします。
フィリオプシスの素質「スキルブースト」の戦力への影響はフィリオプシスの素質のSP回復を動画で徹底比較という記事で検証しています。
補助の解説
補助クラスはサポートがメインですが、コストが軽い術ダメージ要員としても使えます。
グループによってそれぞれ役割が大きく異なります。
補助:減速型
補助オペレーターの中では一番使いやすいグループです。
通常攻撃に敵の減速効果がついており、思った以上に汎用性が高いです。
高火力のエリートエネミーが自陣に近づく前に処理したり、ゴースト兵のようなブロック不可の敵を殲滅するのに活躍します。
星6アンジェリーナがこのグループですが、アンジェリーナ未所持の場合は星5イースチナがオススメです。
火力が高いのでコストの低い術師としても使え、さらにスキル2の複数攻撃は強力です。
補助:召喚型
召喚系は初心者には扱いが難しいオペレーターですが、特に星6マゼランは使いこなせればかなり強力です。
メイヤーやディピカも使ってみたいという方は参考動画を召喚・特殊オペレーターの使い方という記事に掲載しています。
補助:バフ・デバフ系
星5プラマニクスや星5ソラのようにバフやデバフをかけれる補助オペレーターもいます。
バフ・デバフ系は初心者には難しいので慣れてきてから必要なオペレーターを育成するのをオススメします。
特殊の解説
文字通り特殊な運用を目的としたクラスです。
ただマップによっては編成するとしないで大きく難易度がかわりますのでそれぞれのグループから一人は育てておきましょう。
特殊:高速再設置
配置コストが低く、再配置時間も非常に短いため、基本的に何度も配置することが前提の運用です。
特定エネミーの足止めやバクダンバチのデコイとして利用するなら星4グラベルがオススメです。
瞬間火力で敵を暗殺するなら星5レッド、特殊効果の無効化でバクダンムシの爆発を避けたい場合は星5ワイフーが有効ですので、育成リソースが避けれるなら使い分けができるとベストだと思います。
特殊:強制移動
強制移動には敵を突き飛ばすタイプと敵を引き寄せるタイプがいます。
大抵は育成コストが低い星4ショウと星ロープで十分ですが、高難易度になるとやはり星5エフイーターと星5クリフハートの方が有効な場面が増えます。
特殊:ブロック0範囲攻撃型
潜伏型とも呼ばれるブロック0のオペレーターです。
主戦場のド真ん中に置くだけでかなり殲滅速度があがり、特に敵の物量が多い時に輝きます。
星4イーサンと星5マンティコアがこのグループですので、好みで育成しましょう。
それぞれの特徴を生かした戦術について
各クラスの役割を細分化して説明しましたが、これでもかなり端折っています。
これからも本ブログではそれぞれの特徴を生かした戦術について追記や新記事の作成を進めて行きたいと考えています。
何人かのオペレーターにスポットを当てて、スキルの紹介や背景設定などを考察した記事もありますので、よければそちらもご覧ください。
実際にここで紹介したオペレーターが登場する攻略動画はYoutubeのチャンネルに随時アップしています。
動画と合わせて自身の育成の参考にして頂ければ幸いです。
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