【FF7R】キリエ&レズリー初登場の小説『FF7外伝』レビュー【ネタバレなし】

FINAL FANTASY Ⅶ REMAKEみなさんお楽しみでしょうか!

今回の作品は、深堀されたサブキャラクターたちのストーリーや、新キャラクターの登場もあって、原作をプレイした経験のあるプレイヤーでもとても新鮮な気持ちで楽しむことができるようになっていますね。

さて、そんな原作には登場しない、FF7リメイクでの新キャラクターたちですが、その中には実は、公式より発売されている外伝作品の中にて、すでに初登場を果たしているキャラクターが何名か存在します。

その中でも最も代表的なのが、キリエ・カナンレズリー・カイルの二人。

キリエ・カナン(CV:上坂すみれ)

レズリー・カイル(CV:畠中祐)

この二人は実は2011年に発売された、FF7のシナリオライター野島一成氏書き下ろしの、FF7の後日譚を描く外伝小説『FINAL FANTASY Ⅶ 外伝 タークス~The Kids Are Alright~』にて、メインキャラクターとして登場しています。

 

それでは、FF7リメイクにて、メインキャラクターたちにも引けを取らないほどの存在感を放っていた二人、キリエ&レズリー初登場の外伝小説について、ネタバレなしで紹介したいと思います。
なお、小説のストーリーについてのネタバレは致しませんが、FF7リメイクでのキリエとレズリーについては、一部ネタバレを含んだ紹介記事となりますのでご了承ください。

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あらすじ

FF7にて起きた「あの日」から2年後の世界。FF7ACより少しだけ前の出来事。

エヴァン、キリエ、レズリー、ファビオたちは、ミッドガルの隣に生まれた街、エッジにて『ミレイユ探偵社』を営んでいた。

≪ライフストリーム読みます≫そんな詐欺まがいともいえる触れ込みで商売をしていた彼らだが、とある事件をきっかけに、神羅カンパニー総務部調査課、通称『タークス』と接触してしまう。

スラムの若者たちと、神羅カンパニーのタークス。各々の目的を果たすため、幾度となく交わる彼らの運命。
それぞれの思惑を超え、更にはクラウド、ティファを始めとするFF7の英雄たちをも巻き込んで、物語は加速していく・・・。

感想(ネタバレなし)

こちらの小説は、FF7でのストーリーの後からFF7ACに至るまでの世界の様子や、FF7やFF7ACで起こるクラウドたちを中心とした物語の、その裏側で起きる事件。それらを、スラムの住人たちと、ご存じレノ&ルードを中心とするタークスの面々からの視点で補完することのできる作品となっています。

筆者も、この小説の存在自体をFF7リメイクの発売まで全く知りさえしていなかったのですが、まさかのキリエとレズリーが登場しているとあっては読まざるを得ない。
ということで早速購入して読ませていただきました。

 

結論から言うとおもしろい
あ、これはこういうことだったのか!だからここにこれがあったのか!と、原作やFF7AC、FF7Rでのいろいろな謎や残された伏線が解けていくように感じられ、非常にすっきりとした読後感でした。
あとキリエがかわいい

ただ、こちらの小説を読む前には、ぜひFF7原作のプレイと、FF7ACの観賞を終えておくことを強くお勧めします
中には、FF7原作のネタバレにもなる内容や、FF7ACにて語られている世界の実情を前提としたシーンなど、それらを知っていないと「??」となってしまう場面も存在します。
ただ、それらを知った後に読むと「そうだったのか!!」と、頭の中の霧が晴れていくこと間違いなしです。

 

また、FF7リメイクでの登場人物についての、本編では語られなかった意外な関係や、彼らのその後についても知ることができます。

例えば、レズリーと元恋人とのその後。この二人がFF7リメイクの後、どうなったのかついては、こちらの小説にてかなり深く知ることができます。本編では語られなかっただけに、必見の内容となっています。

更に、キリエとエアリスの意外な関係についても知ることができます。同じ伍番街スラムで幼少期を過ごした二人ですが、その設定以外、こちらも本編では一切語られることはありませんでしたね。FF7でのメインキャラクターにまつわるストーリーなだけに、こちらも大変興味深い内容となっています。

キリエについてはかなりたくさんの隠された設定が、こちらの小説にて明らかになります。
特に、FF7ACにて登場するカダージュやヤズー、ロッズの誕生の秘密にも、彼女が大きくかかわっていることが明らかに・・・
詳しくは小説にてご確認ください。

余談ですが、作中ではキリエの淡い恋模様も追うことができます(笑)。
キリエファン必見です!

 

物語は『ミレイユ探偵社』の若者たちと、神羅カンパニーの『タークス』の面々の視点から進むのですが、こちらの小説にて初登場するミレイユ探偵社のメンバーとは違い、タークスの構成員はレノやルード、イリーナやツォンたちFF7原作でもおなじみのキャラクターたち。彼らはがっつりと物語の中心にかかわり、彼ららしく様々な活躍を見せてくれますので、タークスのファンの皆さんも必ず満足されることと思います(笑)。

更には、クラウドやティファを始めとするFF7でのメインキャラクターたちも登場します。
タークスの面々も含めて、原作での様々なシーンを回想する場面や、FF7に登場したいろいろな町も登場。ニブルヘイムでの事件の裏側が語られるなど、原作ファンなら思わずにやりとしてしまう内容が盛りだくさんです。
FF7ACに登場するデンゼルや、FF7リメイクに登場するミレイユなどのサブキャラクターたちも登場しますよ!

FF7リメイクでキリエやレズリーに愛着がわき、こちらの小説をまだ読まれていない方は、是非一度読んでみてくださいね!

また、原作でのFF7から、2年後であるFF7ACの世界までの出来事については、こちらの小説でも描かれています。
こちらについては、バレットやユフィなど、おなじみのFF7でのメインキャラクターたちを中心に描かれた作品となっていますので、興味のある方は是非合わせてお読みください!

おわりに

いかがでしたでしょうか?
ゲームだけでも、FF7BCFF7CCFF7DCとたくさんの外伝作品のあるFF7ですが、今回は小説で広がるFF7ワールドについて紹介しました。
もしゲームをすべてプレイされた方も、また新しくFF7の世界に浸ることができると思いますので、活字の苦手でない方は是非お手に取ってみてくださいね!

FF7リメイクでの、キリエの登場シーンについてまとめた記事もありますので、よければ合わせてご覧ください!

FF7リメイクの攻略については、ぜひこちらの記事をどうぞ!

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この記事を書いた人
りょん

関西生まれ関西育ちのゲーム大好き自由人。
ボタンがあったら押してみるタイプ。
好きなジャンルはホラー/RPG/戦略シミュレーション/謎解き系アドベンチャー。
映画、小説も好き。特に海外ファンタジー。

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