前回から引き続き、iOS版FINAL FANTASY VIIとPS4版FINAL FANTASY VII REMAKEのシーン比較を行っていきます。
最初から読まれる方はこちらからどうぞ!
基本的にはFF7オリジナル版の内容が引き延ばされているのがFF7リメイクですので、FF7リメイクのストーリーに沿ってFF7との比較をしていこうと思います。
今回の記事はFF7リメイクでいうところの第3章と第4章でございます。
第3章 セブンスヘブン
第1章、第2章とほぼオリジナル版通りの流れに沿ってストーリーが進んで来ておりました。
しかし、第3章からはリメイクらしくストーリーが脇道に逸れて色んなことを行っていくことになります。
FF7リメイクのメインストーリーに沿って紹介していきます。
駅からセブンスヘブンへ
八番街から列車に乗って七番街スラムへと帰ってきたアバランチメンバー。
ここからオリジナル版とリメイクで流れが変わり始めます。
オリジナル版ではバレットが「アジトに集合だ!!」と言っておりますが、リメイク版では解散となっております。
リメイク版はここから1日分がオリジナルストーリーとして追加されてるわけですね。
アバランチメンバーが各々の家へと向かう際に言っているセリフも割と好きなので確認してみてください。
道中にいる街の人々はアバランチに寄り添った意見や、新羅に寄り添った意見など様々あります。こちらも聞いてみてください。
そしてクラウドがセブンスヘブンへ到着すると出迎える人物がいます。
オリジナル版ではバレットが、リメイクではティファとマリンが入り口で待っております。
リメイクしてくれて嬉しかった場面のひとつですね!!
八番街でエアリスから花を買っているとティファに渡すシーンが発生します。
これにはティファも感激。
オリジナル版では素直に喜んでますが、リメイクでは過去のクラウドとはイメージが違うことに驚くティファが見られます。
そしてここからオリジナル版とリメイクの違いが出てきます。
クラウドの泊まる場所
報酬の話をしようとするクラウドはティファに外へと連れ出されます。
そして、七番街での拠点としてアパートを紹介されます。
アパートのクラウドにあてがわれた部屋でアバランチにお金がないことを告白するティファ。
明日まで待って欲しいとクラウドに持ち掛けます。
集金を手伝ってくれれば渡せるということで了承し、クラウドはベッドで休むことに・・・
しかし、夜中にうなされるような声に反応して飛び起きるクラウド。
隣の部屋から声が聞こえるので「大丈夫か?」と尋ねてみる。
するとセフィロスの姿が見え切りかかろうとするが、ティファに止められる。
よく見てみるとボロボロのローブを着た正体不明の人物だったことに気が付く。
名前はマルカートと言い、病気で臥せっているらしい。
この怪しげな人物も後々のキーパーソンとなるのだろうか・・・
何でも屋の仕事
次の日、セブンスヘブンへ行くとティファに集金の手伝いを頼まれることに。
アイテム屋、アパートの大家、武器屋へと集金をしに行くティファとクラウド。
オリジナル版でもリメイクでもガラが悪い武器屋。
そんな武器屋の2階で自警団の手伝いをして何でも屋としての評判を上げようという作戦が開始する。
ここからオリジナル版ではなかったサブクエストが始まる。
FF7リメイクではこの第3章のサブクエストのクリア数などで後々のストーリーに影響してくる。
今回はメインストーリーだけを追っていくことにするので、割愛させていただきます。
何でも屋の仕事をある程度こなしたクラウドがセブンスヘブンへ戻ろうとすると、近くに人だかりができていた。
どうやら新羅兵に誰かがしょっ引かれているらしい。
オリジナル版ではあまり目立ってなかったジョニーだが、リメイク版ではしっかりメインストーリーに関わってくるジョニー。
口が軽すぎるためアバランチの話を新羅兵へと漏らしてしまうかもしれない、とティファとクラウドは新羅兵&ジョニーを追いかけることに。
そしてジョニーを助け、街を出るように説得(脅迫)し、セブンスヘブンへ戻る二人。
セブンスヘブン作戦会議
セブンスヘブンへ戻ると急遽作戦会議が決まったようで、アジトへと降りるバレット。
ボムのピンボールみたいなゲームを触ってアジトへ降りていくのはオリジナル版もリメイクも変わりません。
ここでようやくリメイクのストーリーもオリジナル版へと合流します。
ティファは作戦会議へと降りる前にクラウドへと注文を伺います。
オリジナル版では軽くしか描かれておりませんが、リメイクではティファがカクテルを作ってくれるシーンまで描写してくれております。
選択肢が微妙に短くなっているところが面白いですね。
オリジナル版ではここからクラウドもアジトへと降りますが、リメイク版では上で待たされることになります。
オリジナル版ではアジト内では喧嘩をしますが、上に上がるとティファが追いかけてきて説得します。
オリジナル版では回想に入り、子供のクラウドがソルジャーを目指し町を出ることティファに告げる。
ティファはそれに対して「ソルジャーになったら私がピンチのときに助けてね」という約束をさせる。
そのことを持ち出し、助けて欲しいとクラウドを説得するティファ。
なんだかんだでバレットへ報酬を要求しながら手伝うことを決めるクラウド。
リメイク版ではクラウドに手伝ってもらう流れにならず、アバランチメンバーで決起集会をするから、とセブンスヘブンを追い出されるクラウド。
新羅関係者がバレットを探している、というひと悶着を終え、クラウドがアパートへ戻るとジェシーが待っていた。
夜中に手伝って欲しいことがある、ということで、またもやオリジナルストーリーへと分岐していきます。
第4章 真夜中の疾走
夜中にジェシーに言われた通り駅へと向かったクラウド。
しかし、終電が早まっていたため電車はもうないようだ。
バイクゲーム
何やら察していたビッグスとウェッジがバイクを持ってきて合流。
クラウドとジェシー、ビッグスとウェッジでバイクに乗り七番街のプレートへと向かう。
ここでなんとオリジナル版でもあったバイクのミニゲームが始まる。
このバイクゲームは残りのHPの量に応じてジェシーの反応が3つに分岐するのでそれぞれチェックしてみてください。
バイクゲーム中にスピードジャンキーなソルジャー「ローチェ」と戦います。
セフィロスを除けば初めて出てくるソルジャーですね。
ジェシーの実家
ジェシーの両親は新羅社員ということが明かされます。
クラウドはジェシーが母親を引き寄せてるうちに家へと侵入して、新羅の社員証を盗んで欲しいと依頼する。
部屋へ侵入すると寝たきり状態になっているジェシーの父親の姿が見える。
部屋に落ちている手紙を読むと、ジェシーがゴールドソーサーで女優として主演を勝ち取っていることがわかります。
しかし、その後ビッグスとウェッジの話で主演女優が決まった直後に父親が魔晄炉で倒れたことが発覚。
父親は寝たきりに、ジェシーは魔晄炉に混ざってしまった父親の精神を助けるために魔晄炉を止める決心をする。
そしてジェシーがアバランチへ入ったという理由を聞くことに。
七番街新羅倉庫
ジェシーは新羅の倉庫へ火薬を盗みに入る。
そのための囮としてクラウドたちは倉庫の前で暴れるという作戦を決行することに。
ビッグスとウェッジと共に準備を整えるクラウド。
ふと見上げたときに目に入った風車を見て、幼少期にニブルヘイムでティファと約束したことを思い出す。
リメイク版ではこのタイミングで回想に入ります。
おそらくここでティファのためにアバランチを助けることを決意したかのように見えます。
そして、倉庫前の広場で暴れる作戦を決行する。
数多の新羅兵を倒しているとバイクゲームで出会ったローチェが登場する。
1対1で正々堂々と戦おうとローチェとの戦いが始まる。
スピードジャンキーのローチェはバイクを降りても速かった。
ローチェを倒すと、ローチェはバイクにまたがり周囲の新羅兵をなぎ倒しながら去っていった。
その後、アバランチ本体が突入してきたので、どさくさに紛れて脱出するクラウドとビッグス(ウェッジはアバランチ本体に回収された)。
無事に4人とも合流したあと、あるらしい、と聞いていたパラシュートの場所までジェシーが案内する。
そして、クラウドとウェッジ、ビッグスとジェシーという組み合わせで飛び降り、パラシュートでスラムまで帰還。
七番街スラム
ウェッジとスラムへと帰ってきたクラウド。
ビッグスとジェシーも帰ってきているか確認したいというので家に寄ってみるが、まだ帰っていない。
ジェシーの家の前でウェッジ先生からありがたい忠告が。
「女はみんな 大女優ッス!」
ちなみにウェッジは猫をいっぱい飼っている。
FF7リメイクは猫の描写がやけに良い気がしますよね。
猫が本当にリアルでかわいい。猫観察してるだけでも面白いゲームです。
ウェッジを送った後、ジェシーの家へ行くと改めて報酬を渡される。
マテリアを渡されハグをされ、さらには意味深なセリフまで言ってくるジェシー。
ウェッジ先生のありがたい忠告を思い出すんだ、クラウド・・・!
その後、部屋へ戻るとティファと出会う。
リメイク版ではここで過去の約束の話が出てきます。(子供の頃の回想シーンにはならず)
朝起きて外へ出ると七番街スラムがフィーラーだらけになっていた。
ティファと共にセブンスヘブンへ急ぐクラウド。
しかしフィーラーが邪魔をしてくる。
ようやくセブンスヘブンへたどり着くと、バレットとジェシーが二人で対抗していた。
ジェシーが階段から落ちたところでフィーラーは消えていった。
足を捻ったジェシーをお姫様抱っこでセブンスヘブンへと入るクラウド。
ここでジェシーがメインヒロインじゃん!!って思う人がいっぱいいそう(小並感)
足を捻ったジェシーと、ジェシーとマリンの世話をするために留守番を言い渡されるウェッジ。
人手が足りないから手伝ってくれと頼まれるクラウド。
ここでようやくクラウドが次の作戦に参加することが決まります。
先に作戦を進めているビッグスを除き、クラウドとティファとバレットで五番街へ行くために駅へと向かいます。
オリジナル版ではフルメンバーで五番街の作戦へと進みますが、リメイク版ではウェッジとジェシーが最初から参加しないことになってるんですね。
おわりに
第3章と第4章はFF7リメイクのオリジナルストーリーがかなり盛り込まれているので、ほとんど比較ができませんでした。
ほぼFF7リメイクのストーリー説明になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
FF7オリジナル版をやっていたときはあまりジェシーに可愛さとかを見いだせていなかった人も、FF7リメイクをやったときにはメロメロになったのではないでしょうか。
ほんと「女はみんな大女優ッス!」(気に入ってる)
リメイクらしいオリジナル要素も入りつつ、オリジナル版では出番が少なかった七番街スラムをしっかり描いているため、
セブンスヘブンなどへの愛着もわきやすくなっている作りになっています。
続きの第5章・第6章・第7章の記事はこちら!
FINAL FANTASY VII REMAKEのアルティマニアという設定資料集などの攻略本を読むとよりFF7の世界が分かって面白いのでおすすめです。
筆者も早速購入して読み漁っております。
サブキャラクターのキリエに迫った記事などもありますので、良ければ読んでみてください。
では、次は第5章でお会いしましょう!
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